腰に違和感があって寝れない。そんな時に行っていただきたい効果的なストレッチ2選
こんにちは。
「寝ようとした時に腰に違和感がある」
「違和感が気になって眠れない」
とのご相談を受けました。
普段はなんともないのに、寝るときにだけ違和感があるとのこと。
そこで、そんな違和感を解消する方法について書かせていただきました。
また、私がおススメする効果的なストレッチ法を載せておりますので、最後まで読んでいただき参考にしていただけますと幸いです。
寝る時だけ起こる腰の違和感の正体
姿勢などに問題があって反り腰の方は比較的、違和感が生じやすい傾向にあるようです。
その為に反り腰のまま、仰向けで寝る際に腰に痛みや違和感が出ることがあります。
仰向けで寝ている際に腰の痛みを感じる方の多くは、骨盤が倒れ反り腰気味になっています。
すると、反り腰の状態の時間が長くなってくると背中や腰の筋肉が緊張してしまい、痛みや違和感を感じやすくなります。
反り腰の原因多くは、腰から股関節の周りにある筋肉が硬くなることです。
日常生活やデスクワーク、運転で椅子などに座っている時間が長いと、腰から股関節周囲の筋肉が硬くなってしまいます。
そうなると、骨盤が前に倒れて反り腰の姿勢を作ります。
この反り腰になった状態が違和感の正体かと思われます。
もしかして腎臓?変な病気かも…
筋肉だけに問題があるわけではなく、内臓に問題があるかもしれません。
その判別として腰の痛みや違和感に加えて、下記の症状が当てはまるかご自身で判断するかチェックしてみてください。
・背中や横隔膜付近の痛み
・発熱
・倦怠感
・排尿痛
・尿量の減少、増量
・血尿
・白く濁った尿が出る
このような症状がある際には医療機関に行くことをお勧めします。
腰の違和感を引き起こす原因
腰の違和感は、反り腰に加え背骨の歪みが原因で起こることがあります。
しかし、背骨が歪むといっても、背骨の全体が歪むわけではありません。
背骨は首から腰まで24個ありますが、その内の数個が歪んでしまうことがあります。
その原因として、背骨を支える左右の筋肉のバランスが悪くなっていることが考えられます。
では、背骨周辺の筋肉のバランスを悪くする原因とは一体なんなのでしょうか?
それは「姿勢」です。
猫背や巻き肩の方は、つねに背中が丸くなっているため背中の筋肉に負担をかけます。
それに加え、長時間のデスクワークなどは偏った姿勢が続くため、背中の筋肉が緊張しやすくなります。
すると、背中の筋肉の左右バランスが崩れ、背骨に歪みが生じます。
よって背骨の歪みにより腰の違和感などを招きます。
また、運動不足も背骨を歪ませる原因です。
運動不足になると 全身の筋力が低下しやすく、やはり背骨に大きな負担をかけます。
対処としては、正しい姿勢を保つ努力や、適度な運動が必要かとおもわれます。
腰の違和感に効果的なストレッチ
筋力の低下だけでなく、柔軟性の低下も腰痛の原因となります。
腰回りの筋肉が柔らかくなると、可動域が広がって腰椎への負担が軽減されます。
そこで、違和感を解消すべく数あるストレッチの中で厳選した2つのストレッチ方をご紹介させていただきます。
・腸腰筋ストレッチ (背骨の前から足の付け根にある筋肉)
①足を前後に開き、後ろ側の足でひざをつきます
②両手を前側の足のひざに置き、少しずつまひざを前にスライドさせます
※この時、背中を曲げないよう胸を張った状態で行ってください
③30~40秒をキープします
④反対側も同様に行います
・腰方形筋ストレッチ (脇腹からお尻にある筋肉)
①四つん這いの姿勢をとります
②息を吐きながら、ゆっくりと背中を丸めます(アゴを引く)
③四つん這いの姿勢に戻ります
④息を吸いながら、背中を反らしてお尻を突き出します (顔を上に向ける)
※①〜④までを10回繰り返します
お風呂からあがって体が温かいうちに行うと、より効果があります。
または、お休みになる直前に行うことをお勧めします。
最後に。
今回は腰に違和感があって寝れない時の解消法をお伝えしました。
ストレッチを行っていただき安眠を手に入れていただけますと嬉しい限りです。
違和感の中には、筋肉ではなく内臓が原因の場合もございます。
まずはご自身の違和感を分析していただき適切な対処をお願いします。
また、当院におきましても腰の違和感などに対する施術を行っております。
同じような症状でお困りの際はお気軽にお問い合わせください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。