左を向くとなぜか左腕に痛みのようなだるさが…症状が改善した理由とは 

こんにちは。 

芦屋市川西町にあります、きた鍼灸整骨院の北 善之です。 

 

先日、退院された患者さんより 

「痛くはないが左手がだるい」 

「左を向くと左手に違和感がある」 

とのご相談を受けました。 

当院にて施術を行い、左腕のだるさや違和感はなくなりました。

  

同じような症状でお困りでしたら、こちらの記事がお役に立てるとおもいます。 

最後まで読んでいただき、お力添えになりますと幸いです。 

 

  

腕のだるさや痛み、違和感のメカニズム 

今回は、当院に来院されて改善したケースを元に書かせていただきます。 

こちらの患者さんは40代男性。 

仕事は主にデスクワークをされています。

仕事中に椅子に座りながら左に振り返った際に左腕に違和感が生じました。

その後も数日間、違和感が続いたため医療機関を受診。 

検査を行いましたが特に画像上の問題ないとのこと。

  

そこで当院に来院されました。 

当院にてお話を伺い、検査をしたところ頸椎と呼ばれる首の骨に歪みが…

歪みの影響により、左腕への血液の流れが悪くなっていました。 

これが原因と判断し施術を行いました。

施術後、違和感は若干残るものの、だるさはほとんどなくなりました。 

 

人の体には多くの血液が流れています。 

しかし、何かしらの問題で血液の流れが悪くなることがあります。 

例えば、水撒きのホースが折れ曲がっていたりすると、中に流れている水は流れにくくなりますよね。 

人の血管もホースと同じで、血液の流れが悪くなってしまいまうんです。 

腕に血液が十分に回らなくなることで、違和感やだるさが出てしまうことがあります。 

  

他にも、血液の流れが悪くなる原因として以下のものが考えられます。 

 

・睡眠不足や疲労

睡眠不足や疲労が溜まると血液の流れが悪くなることが...

まずは生活の環境やリズムを整えていきましょう。

不眠によって睡眠不足が出ているのであれば、不眠を治療します。 

 

・栄養不足・ 

栄養が不足してしまうと、筋肉を動かすエネルギーが不足します。

現代社会で栄養不足によって症状が出てくる方はほとんどいらっしゃいません。
しかし、食欲不振などによって食事が取れないようであれば、胃腸の状態を整えることが先決となります。 

 

・ストレス・
全身の血液の流れの悪さなどが日常的にあり、ストレスが引き金となって腕などに違和感を引き起こすことがあります。

ストレスをどうにかすれば良いというものではなく、日常的な血液の流れの悪さを改善することがポイントです。

  

だるさや違和感から、手の力が入らなくなる

だるさや違和感はもとより、腕などに急に力が入らなくなった時は注意が必要です。 

力が入らなくなる要因としては、 

 

・脳への血の流れが一時的に悪くなっている 

 

・手首の内側で一時的に神経が圧迫されている

(この場合は時間が経つと自然に治ります) 

  

に加えて…

 

・頭痛がする 

・食べ物が飲み込みにくい 

・物が二重に見える  

・話し方がはっきりとしない

 

などがある時は、すぐに医療機関へ受診してください。 

 

肩こりがあると症状が起きやすい 

肩こりが原因で症状が起こることがあります。

肩こりが酷くて腕にしびれやだるさが出てしまう原因としては、首から腕に向かって繋がっている神経を胸や首の前にある筋肉が押さえつけていることが考えられます。 

首や胸などで神経が筋肉に押さえつけられることにより、押さえつけられている場所から指先にある神経への伝達が悪くなります。

すると、手や腕に影響を及ぼしやすく

「首から腕がだるい」「手がしびれる」

といった症状を引き起こすことがあります。

  

今回の患者さんは、持病として肩こりがありました。

腕のだるさや違和感が肩こりが引き金となった可能性があります。

ですので常に肩こりを感じている方は特にご注意ください。

 

最後に。 

今回は検査をして異常がないにも関わらず腕のだるさや違和感がある方の改善した症例についてお話させていただきました。 

腕のだるさや違和感き加え、力が急に入らなくなったり腕以外に症状がある際はすぐに医療機関への受診をおすすめします。

また、同じような症状でお困りの際は当院までお気軽にご相談ください。 

  

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 

 

【監修:鍼灸師柔道整復師 北 善之】