ひざから下がパンパンに。足のむくみが気になる方へ

芦屋市川西町にあります、きた鍼灸整骨院の北 善之です。 

一日中デスクの前で座り続ける方で、夕方になると足がむくんでだるいという悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。 

また、夕方になると足がむくんで、靴がきつく感じたり靴下の後がくっきり残ってしまうといったことはありませんでしょうか? 

コロナによるリモートワークの増加で立ち上がることが減り家で机にむかっている時間が長くなり、そういった悩みが増えているように思われます。 

そこで今回は、そんなむくみの解消に少しでもお力添えになれればと予防法などをまとめさせていただきました。 

 

 

 

 

足のむくみが起きる原因は? 

心臓から送られる血液は足先まで流れて、重力に逆らってまた心臓に戻ってきます。血液やリンパ液を下半身から全身へ送り出す役割をするいろんな筋肉がありますが、その中でもふくらはぎの筋肉が重要をいわれています。


ふくらはぎの筋肉がポンプとなり水分や老廃物を全身に循環させているのですが、長時間同じ姿勢で筋肉を動かさずにいるとその機能がうまく働かないだけでなく筋肉が疲労してだるさや痛みを感じるようになります。


足のむくみを予防するには意識してふくらはぎの筋肉を使うことが重要です。 

冷えがむくみの原因になる

姿勢だけでなく、血液やリンパ液の流れを悪くしてしまう原因に冷えがあります。
寒さや体の冷えは筋肉を緊張させ、むくみの悪化につながります。普段から体を冷やさないように防寒対策をしっかり行いましょう。


冬だけでなく夏場でも冷房の効きすぎによって体が冷えてしまうことがあります。
特に下半身の冷えはむくみにつながりやすいのでストッキングや靴下などで足元が冷えるのを防ぐことが大切です。
足首や膝の裏などを手で触れてみた時に手が温かいと感じたら冷えが進んでいるサインです。 



仕事の合間にできるむくみ解消法 

立ち仕事中でも少しの合間を見つけて足を動かすことによってふくらはぎの筋肉の緊張をやわらげることができます。
休憩やトイレに行くタイミングで屈伸を数度行うだけでも凝った筋肉をほぐすことができます。
また、テーブルやカウンターに軽く手を添えて両脚のかかとを上げ下げする運動を行うだけでも効き目があります。 

 

そして最も重要なのが・・・


むくみを解消するには毎日適度な水分を補給すること

そしてふくらはぎの筋肉を動かすことを意識することです。 

座りっぱなしの人はこまめに立ち上がったり歩いてみましょう。
また立ち仕事や歩くことが多い人は、歩き方や立ち方を見直してみることをお勧めします。 

ゴルフボール等を利用して足裏でころころと転がして足裏を刺激する方法がオススメです。足裏刺激による血液循環よくなる効果だけでなく、足の筋肉を動かすため筋ポンプ作用の効果も同時に得られます。 

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最後に 

リモートワーク増えたことによって立ち上がったり、歩いたりする機会が減っていると考えられます。会社に出勤していると通勤で歩くこともあり、オフィスでは立ち上がることも少なくないと思います。

結果的に、リモートワークをすることで以前にも比べむくみやすい環境になってしまっているのではないでしょうか。 

水分摂ってこまめに足を動かしたけれど解消しない!

といった場合、当院までお気軽にご相談いただけますと幸いです。 

気温が上がりますが、エアコンによって体が冷えやすくなります。

すると、これからの時期は特にむくみやすくなると考えられます。

くれぐれもお気を付けください。 

 

監修鍼灸師柔道整復師  北  善之