その肩こり、もしかして巻き肩が原因かも… 肩こりを起こす巻き肩について

こんにちは。

芦屋市川西町にあります、きた鍼灸整骨院の北 善之です。 

 

肩こりでお困りの患者さんより、 

「私の姿勢って巻き肩ですか?」 

「昔から巻き肩と思っているのですが・・・」 

とのご相談を受けました。 

 

ご自身は・・・

巻き肩なのか?そうでないのか?

なかなか判別しにくいですよね。

 

そこで、ご自身の姿勢が巻き肩なのかを簡単にチェックする方法。

あと、巻き肩になる原因と改善法をまとめさせていただきました。

 

ぜひ最後まで読んでいただき、ご参考にしていただけますと幸いです。 

 

 

巻き肩ってどんな姿勢のことを言うの? 

一般的に巻き肩とは 

横から見ると、胸の位置よりも肩が前にある状態。 

耳の位置よりも、肩が前に出た状態 

と言われています。 

 

つまり肩の位置が体より前にある状態を巻き肩と呼びます。

 

実際に巻き肩の人を後ろから見ると、肩甲骨が前に出るような姿勢に。 

 

肩甲骨は関節と靭帯、主に筋肉によってその場にキープされています。

しかし普段から肩甲骨を前に出すような姿勢になっていると、その筋肉が引っ張られて痛みや違和感が起こることが考えられます。 

 

ですので、巻き肩が原因で肩こりや何かしらの不調を生じているかもしれません。 

 

では、なぜ肩甲骨が前に出るのでしょうか?

巻き肩の原因になる?意外な日用品とは 

巻き肩になる原因はさまざまです。 

巻き肩になりやすい習慣として、長時間デスクワークやスマートフォン使用が考えられます。

長時間、画面を見ていると無意識のうちに首が下を向き、自然と肩や背中が丸まってしまいます。 

丸まると肩を前に突き出した状態なり、巻き肩になりやすいと予想されます。 

 

このように日常の習慣によって巻き肩になることがありますが…

実は寝るときに使うによって巻き肩を起こすこともあります。 

 

枕を使って横向きになって寝る際に、高すぎたり反対に低すぎたりすると肩の位置が定まらずに前に巻き込むような状態になってしまうことがあります。 

これは頭を含む、上半身の体重が肩にかかってしまうためです。 

そのため、横向きに寝た際に枕の高さは頭が地面と平行になる高さが最適だと考えます。 

いつも使っている枕の高さを一度確認してみてはいかがでしょうか。 

自身が巻き肩なのかチェックしてみましょう 

簡単にできる巻き肩の姿勢チェック法をご紹介させていただきます。 

 

立った状態でチェック 

鏡の前で横向きに立ち、肩と耳との位置関係を見てみてください 

この時に肩が耳より前に出ていませんか? 

 

寝た状態でチェック 

床などに仰向けなって身体力を抜きます。 

そのときに肩後ろが床から浮いていませんか? 

チェックしてみて自身の姿勢が巻き肩であっても、お体に不調がなければ特に問題はありません。

しかし、何かしらの不調があるようでしたら巻き肩を治してみてはいかがでしょうか。

巻き肩を改善する効果的な方法 

巻き肩になる理由は肩甲骨が前に移動したままになって、元の位置に戻っていないことが考えられます。

ですので、肩甲骨を元の位置に戻してあげることが巻き肩を改善する方法となります。

 

今回、ご紹介する方法は肩甲骨周りの筋肉をバランスよく整える運動です。

 

①背筋を伸ばす

②鎖骨を指先で触る

(鎖骨が触れない、手が上がらない場合は肘を曲げて胸のあたりを触るようにしてみてください)

③肩を中心に肘を前後に回す

前回転×10回

後回転×10回

大きく、ゆっくり回すように行ってみて下さい。

 

※ポイント

・できるだけ大きな円を描くように回す

・肩甲骨が動いていることを意識する

・ゆっくり呼吸をしながら行う

 

立って行っても、座りながら行っていただいても構いません。

一日3セットを目安に行ってみて下さい。

 

最後に

今回は巻き肩についてお伝えさせていただきました。

背中が丸くなると巻き肩になり、肩こりや不調を起こしやすいと考えられます。

 

お時間のある際に、お伝えした運動を行ってみてはいかがでしょうか。

もしかしたら肩こりや不調が改善するかもしれません。

 

また、巻き肩の姿勢が良くなっても肩こりや不調が改善しないことがあります。

そんな時は私どものような国家資格者のいる整体・整骨院にて治療することをお勧めします。

 

当院におきましても整体治療を行っております。

ご自身の姿勢が気になる、巻き肩を治したい、肩こりがツライなどございましたらお気軽にご相談ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

【監修:鍼灸師柔道整復師 北 善之】