子供の反り腰が気になる親御さんへ。反り腰の治し方をご紹介します

こんにちは。 

芦屋市川西町にあります、きた鍼灸整骨院の北 善之です。 

 

ある方から子供が腰痛で病院に受診したそうです。 

するとドクターから「反り腰」と言われたとのこと。 

心配だから何かできることはないか?と、ご相談を頂戴しました。 

 

子供の姿勢や反り腰が気になる親御さんはたくさんいらっしゃるかと思われます。 

確かに、同じ子供を持つ親として子供のことは自分のことより心配になりますよね。 

 

でも安心してください、反り腰は良くなります。 

 

そこで、そんな反り腰についてまとめさせていただきました。 

お時間の許す際にご覧いただき、ご参考にしていただけますと幸いです。 

 

 

反り腰が腰痛を起こす理由 

初めに反り腰とはどのような状態なのでしょうか? 

反り腰は病気の名前ではなく、体の状態を指しています。 

腰が反りすぎている状態を「反り腰」と呼びます。 

 

人間の背骨はS字状になっているのですが、何かしらの問題によって必要以上に腰が前側に反ってしまって、腰などに痛みが起こることがあります。 

腰が反った状態続くと腰の周りにある筋肉が硬くなります。 

硬くなる理由は血液がうまく流れないからです。 

 

ほら、例えば力を入れて手を握ってみて、その状態を30秒ほど続けていると手が疲れてしまいますよね? 

同じよなことが腰にも起こっています。 

 

それから筋肉だけではなく、骨と骨を繋ぐ関節の部分にも影響が出ることがあります。 

その影響が痛みや違和感などの不調になっていると考えられます。 

反り腰になりやすい子供の特徴 

学校で勉強する際には必ず椅子に座ります。 

この椅子の「高さ」が重要なポイントになります。 

宿題をがんばる前髪パッツンの女の子の写真

身長に対して椅子が低い場合は反り腰になりにくいのですが、椅子が高い場合は反り腰になりやすい姿勢となります。 

 

その理由は股関節の角度です。 

 

座面の後までお尻を引っ付けて、足裏が床についた状態で背骨とふとももの骨が約90°(横から見たときに背中と太ももが直角)であれば適切な高さ。 

 

しかし、お尻を座面の後に引っ付けた状態で股関節の角度が90°以下の場合。 

その姿勢が長時間続くと太ももの前側の筋肉が常に緊張した状態に。 

前側の筋肉が緊張することで骨盤を前に引っ張ってしまうのです。 

骨盤の角度によって、骨盤の上にある背骨の角度が変わってきます。

前に引っ張られると必然的に腰が反ったような姿勢に。 

 

ですので身長が高い子に比べて低い子の方が反り腰になりやすいと思われます。 

お子さんの姿勢が気になる親御さんは椅子の高さと座り方を確認してみてはいかがでしょうか。 

木造の教室と黒板の写真

整体で治る反り腰について 

当院に小学4年生の女の子が腰痛を訴え来院。 

お話を伺うと、子供が腰に痛み訴えるので病院受診。

色々と検査をしたが異常なしとのこと。 

ドクターから「反り腰が原因かもしれません。経過を観察するしかありません。」と言われ、心配になった親御さんが当院に子供を連れ来院されました。 

現金化したら想像以上だったお子さんの写真

その子供姿勢をみてみると確かに反り腰でした。 

反り腰目安としては、壁に背中つけた時に腰の部分手が入るもしくは仰向けに寝たときに腰の部分に手が入ると反り腰と呼ばれます。 

 

当院で体をチェックして腰が反ってしまう原因を探しました。 

すると足の一部の関節がとても硬くなっていました。 

この関節に施術行い関節柔らかくしました 

 

加えて、全身の整体も行いました。

そして、ご自宅でケアについてお伝えし経過観察。 

「いいね!しておきました!」の写真

1週間後、2回目に来院した時にはほとんど腰の痛みはなくなっていました。

しかし反り腰は多少改善したものの、大きな改善はみられませんでした。 

 

2週間後、3回目来院時には腰の反りはかなり改善していました。 

本人も痛みがなくなったというので、これにて治療を終了。

 

この度は整体にて反り腰が改善されましたが、中には生まれつきに腰が反っているお子さんもいらっしゃいます。

その場合は成長と共に改善していくことが多いです。

今回のように痛みがある際はまず医療機関に受診されることをお勧めいたします。

その後、当院のような整体を行っている治療院にて治療してみてはいかがでしょうか。

最後に 

今回は反り腰からの腰痛について書かせていただきました。 

子供体の変化は思っている以上に速いです 

成長する上でに何も問題がないことが子供にとって一番良いと考えています。 

もし、お子さん姿勢で何か気になることがございましたらお気軽にご相談ください 

最後まで読んでいただきありがとうございました 

【監修:鍼灸師柔道整復師  北 善之】