突然、全身にかゆみが!そんな「かゆみ」を抑える方法 

こんにちは。 

芦屋市川西町にあります、きた鍼灸整骨院の北 善之です。 

 

先日、来院された患者さんから、 

「突然、全身にかゆみが出ておさまらない 

「病院に行ったけど、原因がわからないといわれた」  

というご相談を受けました。 

 

同じように急にムズムズ 

かゆくて仕事に集中できない 

生活していても、かゆくて仕方ない

かゆみで眠ることもままならない 

 

なんてことありませんか? 

そんな状態だと生活に支障があるかと思われます 

でも安心してください!

かゆみの原因を一緒に解決していきましょう。

 

こちらでは「かゆみ」の解説と抑える方法などをまとめさせていただきました 

最後まで読んでいただき、お力添えになれば幸いです。 

 

実は「ストレス」のせいかも!? 

疲れているときに、なんだか体がかゆいな… 

感じたことがある人は、意外と多いのではないでしょうか? 

その症状、もしかすると「蕁麻疹(じんましん)」かもしれません。
疲れやストレスが蕁麻疹を引き起こすことがあります。 

 

正確にはストレス自体が直接かゆみを起こしているわけではなく、

ストレスが体を「かゆみを感じやすい状態」へと変えてしまっている可能性あります。 

かゆみの原因としてアレルギーなどが有名ですが、その他には

急に温まること 

急に冷えること 

汗をかくこと 

・衣類が擦れること 

など、さまざまな“皮膚への刺激”原因となります。 

かゆみの「共通点」を見付ける 

かゆみは、ある一定の刺激の強さ(ハードル)を超えると発症します 

しかしストレスによって刺激ハードルを下げてしまいます。 

すると、普段ではかゆみが起こらないような皮膚への小さな刺激にも反応して、かゆみが出てしまいます。 

しかもストレスがかゆみを引き起こす場合、ストレス具合によって一定刺激に反応する時としない時があります。 

そのため、かゆみの明確な原因に気付かないことが多いです 

 

かゆみが発症したら、かゆくなった直前にしていたことの共通点を探すようにしましょう。 

共通点が分かれば、その刺激を避けるよう心掛けることが出来るので、かゆみのコントロールとても有用です。 

かゆみを引き起こす原因 

実はかゆみが発症する原因の多くがはっきりとはわからないとされています 

発症する可能性として以下のようなことが考えられます。 

 

食べ物原因

・えび、蟹などの甲殻類 

・青魚などの魚介類 

・牛乳、チーズなどの乳製品 

・穀類、卵、食品添加物、豚肉などの肉類。 

乳製品や肉・魚・卵などに含まれる動物性のタンパク質や、油などはすぐにの外に排出されにくいといわれています 

しかも、普段食べているときはなんともなくても、その日の体調が優れなかったり、疲れていたりするとかゆみとして反応することあります。 

 

その他の原因 

・犬猫などの動物・金属などの接触 

・薬の副作用。 

・寒暖差 

・太陽光や汗など 

身近あるありとあらゆるものが原因になる可能性ります 

 

予防法や対処法について

大事なことは、かゆみが出にくい体の状態にすること予防につながります 。 

 

ストレスをためこまない
かゆみに限ったことではありませんが、が不調になればにも不調が現れてきます。 

ストレスずっとためこみ続けていれば、いつか必ずあふれ出てくるのです。 

ストレスを発散する、受け止める、受け流すなど自分なりのストレス解消法をうまく活用しましょう。 

食事の改善
かゆみの原因となる動物性のタンパク質や油を避けるのはもちろん、チョコレートや辛いもの、アルコールなどの刺激物もかゆみを誘発してしまう可能性があります。 

症状が出ている時は摂取を控えたほうが良いでしょう。 

 

対処法は、かゆみが出たときに「何をしていた時に発症したのか?」、

「どのような状況だったのか」を自身の行動よく考えてみましょう。 

原因不明のかゆみには、行動などの共通点を探すこと重要です。 


共通点を見付けて対処し、改善することでかゆみがなくなる場合もあります 

 

しかし、共通点がわからない場合共通点を避けるのが難しい場合など、自力では回復できないと感じたら、我慢せずに医療機関など相談することをお勧めします 

かゆみに効果的な「ツボ」

皮膚のかゆみ東洋医学解釈では、 

「体の余分な熱が皮膚からうまく逃がせなくて起こる」と考えます 

そのため余分な熱を外に逃がしてあげることが最優先。 

 

そこで熱を逃がすには「太淵 (たいえん)」というツボが効果的です。 

ツボの位置としては首を曲げた時にできるしわ部分にあり、ちょうど拍動部上となります 

ツボ押しポイント 

①ツボをやさしく指先で押さえる 

②ゆっくり(3秒ほど)息を吐きながら押さえる、 息を吸うときは押さえない 

③3秒×10回行う 

※強く押さえないように注意。心地よい強さで行ってみてください。 

 

最後に。 

かゆみがあると、イライラしてしまいますよね。 

しかも、かゆみでまともに眠れなくなってしまいます。 

 

今回お伝えしたツボ押しにて、少しでもかゆみが楽になっていただければと。 

 

また当院におきましても鍼灸による、かゆみ治療を行っております。 

しつこいかゆみでお困りの際は、一度試してみてはいかがでしょうか? 

まずはお気軽にご相談ください。 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 

【監修:鍼灸師柔道整復師  北 善之】