片側の指が痺れて治らない。そんな痺れがあるときの治し方
こんにちは。
ふと気が付くと、いつに間にか手先が痺れる。
手の感覚がおかしい。
といったことはございませんでしょうか?
そんな感覚があると気持ちが悪いし、不安な気分になるかもしれません。
安心してください。
そんな手の痺れの治し方について記事をまとめさせていただきました。
こちらを読んでいただき、お力添えになりますと幸いです。
痺れにもいろんな現象があります
痺れといったときにイメージしやすいのが、正座をした後に起こる足の痺れではないでしょうか。
足が痺れると感覚が鈍くなり、手で触れても触れた感覚が感じなくなりますよね。
その後には足がピリピリとしたり、くすぐったいような感じがしたりします。
時間が経つと、ピリピリした痺れも収まります。
このように痺れといっても、感覚が鈍くなったりピリピリ感がしたり、くすぐったいようなムズムズ感がしたりと、人によって感じ方は様々です。
痺れが起こるメカニズム
ある研究グループはマウスの片側の後ろ足をタコ糸で縛って血流を止めました。
そして30分後にそのタコ糸を切り、後ろ足の血流を再開させると痺れが出現。
血流を再開させた直後、足の裏を激しく舐める行動が見られたそうです。
このマウスの行動は、長時間の正座後に足の感覚がなくなってしまうと同時に、足にビリビリとした強い痛みが走る感覚が生じたと推測されます。
血流が一定時間止まった後に血流が再開すると、痛みを引き起こしたりする物質が発生することが報告されています。
このように痺れの根本的な原因は、血流が原因となっていることが多数。
また、ひじを壁や角にぶつけてしまった時に手の先まで痺れることもあります。
これはちょうど神経の部分に、壁や角が当たってしまうことで痺れます。
しかし、瞬間的に当たっているだけなので痺れが長く続くことはありません。
長時間の痺れを感じている人は、神経の部分に何かが長時間触れていることが考えられます。
神経も血管も筋肉の合間を縫って各組織へ。
ですので、筋肉が神経や血管を締め付けてしまい痺れを起こすことも。
この場合、筋肉の緊張などによって痺れを起こすと考えられます。
正座をしていて、足が痺れることがあります。
これはひざを最大に曲げて、さらに上から体重が乗る状態となります。
するとひざの裏の血流がなくなって、ひざより下に血液が行かなくなるのです。
それが原因で足に痺れが起こります。
ひざより下に血液が再び流れると痺れは徐々になくなっていきます。
痺れが治らないのは病気?
手の痺れと共に、片側の足や体に痺れがあるかチェックしてみて下さい。
手だけに痺れがあるのでしたら問題は手の周囲にあることが多いです。
しかし、手の痺れに加えて足や体などに痺れを伴う際は他の原因が考えられます。
その際は早急にお近くの医療機関への受診をお勧めいたします。
こちらはとても重要なことですので、必ずご自身の痺れる箇所をご確認ください。
片側の手が痺れる時の治し方
手の痺れを和らげるツボ。
治すには痺れの原因そのものを治療することが必要ですが、当面の痛みを和らげるツボが存在します。
手のひらの少府(しょうふ)。手首の大陵(だいりょう)が知られています。
少府=しょうふ
手の平の膨らみの部分で、こぶしを作ったとき小指の先が当たるところを刺激します。
大陵=だいりょう
手首の内側、手を曲げた時の線のちょうど真ん中に位置します。
こちら2つのツボを10秒間、指先で心地よい程度で押さえてみて下さい。
最後に。
手が痺れると気持ちの良いものではありません。
ですので早期に対処することをお勧めいたします。
また今回お伝えした方法を行っても痺れが取れないなどがございましたら、
お早めに当院までご相談下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。