暑いと動きたくない。夏こそ体を動かして乗り切りる方法!
梅雨が明けて暑くなってきました。
暑くなってくると・・・
「何もしていないのになんだかダルい」
「水分は適度に飲むけど食欲がない」
「暑くてあまり外に出たくない」
と、ご相談をうけること多くなります。
そんな夏こそ、軽い運動をして体をリフレッシュすることをおススメします。
今回は、夏バテ解消に軽い運動が効果的な理由。
自宅でも簡単に取り組める運動や生活の注意点などをご紹介させていただきます。
運動が結果的に良い理由
夏に限らず、普段から「自分は体力がない」と感じている人こそ、夏バテ予防として軽い運動を生活の中に取り入れることをオススメします。
軽い運動を習慣にすることで、夏バテに負けない体力をつけることができます。
また毎日の運動習慣は、エネルギーを消費し、食欲を増進するため、体力アップにもつながりますし、軽い疲労感により睡眠も取りやすくなります 。
自律神経への影響
夏バテは、自律神経の交感神経が必要以上に優位になった状態といえます。
自律神経とは簡単に説明すると体を切り替えるスイッチのような働きがあります。
このスイッチが夏バテによって上手く切り替わらなくなります。
すると食欲が落ちたり、睡眠の質が悪くなり疲れやすい状態となります。
そこで自律神経のバランスを整え、スイッチの働きを助ける方法。
それは、有酸素運動です。
有酸素運動とは
有酸素運動とは運動中、筋肉を収縮させる際のエネルギーに酸素を使う運動のことを有酸素運動と呼びます。
酸素を使い体内の糖質や脂肪をエネルギー源とし、筋肉への負担が比較的軽い運動なのが特徴です。
有酸素運動をおこなうことで、様々な生活習慣病の予防・改善に繋がるといわれております。
また有酸素運動とは激しい運動ではありませんので手軽に安全に行えますが、休養を取り入れながら無理なく続けることが大切です。
ウォーキングやジョギングが有酸素運動の代表例です。
「人と話ができて軽く汗ばむくらい」を意識するとOKです。
生活の中で運動を見つける
全身のストレッチなども、自宅でも気軽にできる運動です。
「運動するぞ!」と意気込まず、日常生活での活動にちょっと変化をつけるだけでも効果が期待できます。
エレベーターやエスカレーターの代わりに階段を利用する。
比較的涼しい時間に1駅分歩く。
いつもよりすこしだけ早歩きしてみる。などがいいかと思います。
普段の生活の中で、できる運動を続けてやってみることで暑い夏をより快適に過ごすことができたら、いつもより楽しい夏の生活になるかもしれません。
運動する時間の目安とは
続けて有酸素運動といいますが、どの程度行えばいいのか?
1週間に有酸素運動を合計で180分行うことを目標にします。
1週間の中の割り振りは自由で、60分のウォーキングを週に3回行ってもOKです。
また1日の中で運動を分割してもよいので、1日60分の運動を20分×3回に分けて行っても効果は得られます。
外に出で運動するのが苦手という場合は家の中でもできるトレーニングがあります。
20~30センチの台を使って昇降を繰り返すというトレーニングです。
ご自身に合った無理のない程度の運動を始めてみてはいかがでしょう。
水分補給は忘れずに
ただし運動には熱中症に注意が必要です。
気温や湿度、服装に気を付け、スポーツドリンクなど水分や塩分補給をこまめに行いましょう。
また、体調が優れないときには無理をせず、その日の運動は中止し、体調が復活したら再び始めるようにしましょう。
夏バテの状態は、熱中症になりやすい状態でもあります。十分注意しながら運動を行いましょう 。
最後に
夏バテになってしまうと、なかなかそこから抜け出すことが難しくなります。
夏バテを予防する意味でも暑い時こそ、軽い運動をおすすめします。
運動によって体のスイッチが切り替わりやすくなり、体力もつきます。
まさに一石二鳥です。
いきなり運動を始めるのは難しいかもしれません。
まずは少しだけ歩くことから始めてみるのもいいかと思われます。
また始める上で何か体が支障をきたすようなことがあればご相談下さい。