寒暖差によって体調不良に。そんな体調不良にならない対策とは

兵庫県芦屋市の整体院、きた鍼灸整骨院の北 善之です。

最近、夏日のように気温が上がる日もあれば、春先のように気温があまり上がらない日があります。

そして、梅雨の時期が近づいていて天候が優れない日もちらほら。

このような時期は体調不良を訴える方が急増する傾向に。

「肩がこって頭痛までする。」

「手の関節や身体の節々が痛い。」

「なんだか気分が悪くて眠れない。」

などのご相談を受けることがあります。

 

そこで寒暖差による体調不良の改善法と予防法についてまとめさせていただきました。
最後まで読んでいただけますとお力添えになれる内容となっております。

温暖差による身体への影響って?

寒暖差という言葉をよく耳にすると思います。

では寒暖差とはどのようなことを指すのでしょうか?

寒暖差とは気温の差が大きいだけはなく、そんな日が交互に繰り返す状態を指します。

特に5月はそんな気温差が大きいとされ、気温の差を繰り返すことによって徐々に体調

崩していきやすい傾向となっています。

このような状態を「寒暖差疲労」と呼びます。

また寒暖差は体に大きな影響を与えます。

それは体温の維持。

人間はある程度一定の体温を常に維持するようにできています。

外部の気温からの影響が大きく、気温差によって体温の維持が難しくなります。

特に気温か下がったときは、体温を下げないようにエネルギーを消費して一定の体温を

保とうとします。

しかも、日によって気温が上がったり下がったり。

このような時は身体にとって大きな負担になりかねないんですね。


風邪をひいたような咳や鼻水の症状が…

寒暖差による影響によって、風邪を引いたような症状が生じることがあります。

でも実際には熱を測ってみるとは平熱の場合が多いです。

すかし、なぜ風邪のような症状があらわれるのでしょうか?


その原因は「自律神経(じりつしんけい)」です。

自律神経とは身体のスイッチのような役割。

スイッチにはオンとオフがあるように身体(脳)にもそれが存在します。

例えば、暖かい室内から急に外など寒いところに行くと、鼻水が出た経験はございませんか?
あの現象は鼻の中にある粘膜の血管が広がったことより生じる現象です。


自律神経はそんな血管の太さをコントロールをしています。

また自律神経は疲れや睡眠不足、ストレスや不規則な生活によって乱れてしまうのです。
自律神経が乱れると、別に寒くないのにも関わらず風邪のような症状が現れることがあります。


寒暖差による体調不良の治し方とは

寒暖差をなくすことは自然のものなので不可能。

ですので、重要なのは自律神経を乱さないことになるのです。

それには規則的な生活を心掛けることが重要。


しかし、

「仕事していると残業があるので難しい」

「子供がいると規則的な生活なんて無理!」

といった方にはもってこいの改善方法がございます。

その方法とは…

「呼吸」です。

呼吸といっても普段から呼吸はしていますよね。

特に重要なのは息を吐くこと。

 

近年ではマスクを着用される方が急増。

マスクの影響によって以前より呼吸しにくく感じる方も増えたのではないでしょうか?

また子育て世代や現役世代は普段の生活の中で呼吸が浅い傾向にあります。

まずは、息をしっかり吐くこと。

しっかり息を吐くことで、息をたくさん吸うことができます。

すると呼吸は徐々に深くなってくるのです。

自律神経を自分でコントロールするのは困難。

ですが呼吸が深くなることで自律神経のスイッチが切り替わりやすくなるのです。

 


最後に

今回は寒暖差による体調不良の改善法についてお伝えさせていただきました。

近年では生活様式が大きく変化しました。

テレワークやマスクの着用といった数年前では考えられない環境となっています。

それだけ自律神経が乱れやすくなっているといっても過言ではありません。

今回お伝えさせていただいた呼吸法を試してみてはいかがでしょうか?

また当院はストレスケアに特化しております。

何か気になる方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談くださいませ。

最後まで読んでいだだきありあとうございました。

監修:柔道整復師鍼灸師  北 善之