猫背が気になる方に読んでいただきたい!寝ながらできる矯正法 

芦屋市川西町にあります、きた鍼灸整骨院の北です。 

「昔から、姿勢が悪いと言われます。」 

「鏡に映る姿がいつも猫背になっています。」 

とのご相談を頂戴いたしました。 

気が付くといつの間にか姿勢が丸くなってしまう方は多いのではないかと思われます。 

 

しかも、 

「姿勢を良くしたいけど、改善させるまでは難しい。」 

「意識してるといいのですが、気を抜くと猫背になっている。」

と感じるのではないでしょうか? 

 

安心してください。

猫背は改善できます。

 

こちらでは、根本的に猫背を改善する方法についてお伝えさせていただきます。 

お伝えさせていただいたことを行うことで効果が期待できます。 

 

是非、最後まで目を通して参考にしていただけますと幸いです。 

 

 

猫背になることで起こりうる症状 

猫背だと以下の症状になりやすいとされています。 

・呼吸が浅くなる 

コリが悪化する 

・姿勢が悪くなる 

 

しかも猫背がひどくなると、重心が前のめりになり首が前に出ることで、首や肩コリがひどくなり他にも様々な症状を引き起こすことがあります。
 

猫背を改善しようと、無理して背筋を伸ばすと腰が反った状態になりがちです。

すると「反り腰」になるので、背骨の本来のバランスが崩れて腰に負担がかかり腰痛になるおそれもあります。

猫背になることで色んな症状が起こると予想されます。

猫背を改善するために知っていただきたいこと 

猫背になっている家族や友人を見かけると

「背中が丸くなっているから伸ばしたほうがいいよ」

「姿勢が良くないから、良くしたほうかいいよ」

と、ついつい言いたくなることありませんか?

 

私の家庭では、子供が勉強しながら丸くなった姿勢を母親がよく注意しています。

注意された子供はその時だけ姿勢が伸びるのですが、まただんだんと背中が丸くなっています。

なぜ、伸ばした姿勢が続かないのでしょうか?

それは「背中を伸ばしても意味がないから」です。

猫背になっていると当然、背中を伸ばした方がいいと思いますよね?

でも背中を伸ばすだけでは猫背は改善しないのです。

猫背になる理由は○○が傾いているから

「背中を伸ばしても意味がない」とお伝えしました。

その理由は、体の構造上の問題があるからなんです。

 

そもそも背中が丸くなるというのは背骨が前に倒れている状態。

背骨は骨盤を呼ばれる上半身と下半身をつなぐ骨の上にあります。

つまり背骨の土台となる骨盤の傾きが、背骨の曲がり方を決めているといっても過言ではないんですね。

例えば、私たちは重力の中で生活していますよね?

重力は物理的に真下にかかるようになっています。

体への加重も同じように真下にかかります。

 

骨盤が後ろに傾くと重心が後ろになります。するとバランスを取ろうと、上半身が反射的に前に加重を前に持ってきて全身のバランスを取ります。

ですので、後ろに傾いた骨盤をまっすぐに戻すことが猫背を改善させるポイントになります。

意外な筋肉をストレッチしてみましょう

骨盤が後ろに傾く原因となる筋肉は「腹直筋」です。

お腹の部分にあり、トレーニングに励んでいる人やそうでない人も、アスリートやダンサーの割れた腹筋を目にしたことがあると思います。

腹直筋がきれいに6つに割れてみえる状態を、シックスパックと呼びます。

この腹直筋のストレッチが猫背には効果的です。

腹直筋が骨盤を後ろに傾ける筋肉になります。

 

普段の生活ではなかなか伸ばすことができない筋肉ですので、今回はある道具を使用します。それは「ストレッチポール」です。

ストレッチポールがない場合はバスタオルを縦方向に丸めて代用していただくこともで可能です。

・腹直筋ストレッチ法・

①床にストレッチポールをひきます

※硬いフローリングやベットの上はあまりお勧めできません

 

②ストレッチポールの上に仰向けで寝てください

※寝る際には背骨とポールを合わせるように

③背中はポール、お尻は床につけるように

※体勢がつらい場合は無理に行わないでください

④この状態で40秒キープします

※必ず40秒で行ってください

40秒×3回、一日2回(朝・夜)を目安にストレッチしてみてください。

 

 

最後に

今回は「猫背」についてまとめさせていただきました。

腹直筋を伸ばして猫背を改善させてみてはいかがでしょうか。

中には、

「ストレッチをしたけど治らない」

といった方もいらっしゃるかと思います。

その場合は他の個所に猫背を解消できない問題があると思われます。

当院におきましても「猫背」の治療を行っております。

ご自身の姿勢が気になる際はお気軽にご相談ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

【監修:鍼灸師柔道整復師  北  善之】