忙しくなると足がつる?そんな時は○○が不足しているかも ...

 

芦屋市川西町にあります、きた鍼灸整骨院の北 善之です。 

 

寝ていて急に足がつったり、変な態勢になった時につったというお話を良く伺います。 

でも、家事や仕事をしていたら急にふくらはぎがつった経験はございませんでしょうか? 

家事や仕事中になると気分も悪いし、またつるかもしれないと不安になるかもしれません。 

このように動いているときに足がつった経験のある方にはある共通点があることが分かりました。 

そこで今回はそんな足がつる方の共通点についてまとめさせていただきました。 

最後まで読んでいただけますと、お役に立てるかと思います。 

 

・すねやふくらはぎがつる構造

正式には「有痛性筋痙攣(ゆうつうせいきんけいれん)」と呼ばれます。 

痛みを伴う筋肉のけいれんを“つる”と表現しています。 

 

足がつると痛いですよね。足だけでなく首や手などでも起こることがあります。 

つっている時間は数秒程ですが、とても長い時間のように感じられますよね。 

 

つった時には筋肉が過度に縮むことで痛みを伴います。 

これは筋肉の中にあるセンサーが何かしらの問題によってエラーを起こし、筋肉が過度に縮んでいると考えらます。

なぜ、センサーにエラーが起こるのでしょうか? 

 

・動いている時につってしまう方の共通点 

じっとしている状態ではなく、動いている際につってしまう方には共通点があります。 

 

つりやすい方のお体を触ると、筋肉はつりにくい方と比べて硬くなっていることがよくあります。 

また、お話を伺ってみると食事の好みに偏りがあることが多いです。

ですので、エラーを起こしている要因は「硬さ」と「栄養」と推測されます。

 

足がつるときは、脳からの指令がないにも関わらず、神経が勝手に筋肉へ指示を出してしまっているのです。

その結果、私たちが想定していないタイミングで筋肉が縮み、突然けいれんを起こし、足がつってしまうのです。 

筋肉は多くの細胞によって構成されているのですが、筋肉を正常に動かすには栄養素の中でも特にミネラルが重要です。

このミネラルが少しでも失われると筋肉の緊張と弛緩が上手に行えなくなり、センサーがうまく働かず筋肉のけいれんが起こりやすくなります。

・足がつった時の治し方について 

真夏の暑い日に甲子園の高校野球を見ていて、足がつった場面をご覧になったことありませんか?

大量の汗によって体内のミネラルが失われ、センサーのエラーが起こっているのです。

倒れこんだ後、すぐに仲間にストレッチをしてもらっていますよね。 

 

でも、足がつって痛いときすぐにストレッチするのは難しいかと思われます。 

そこで急に足がつってしまって、近くに誰もいない場合に一人でできる治し方についてお伝えさせていただきます。 

 

強いストレッチをかけない

足がつった際にすぐに伸ばしたくなりますよね?

しかし、急に強くストレッチをかけることで筋肉の繊維が損傷してしまうことがあります。

ですので、つったときは強いストレッチをかけるのではなく「徐々にストレッチ」をかけるようにして下さい。

 

痛い箇所を優しくほぐす

足がつって、ストレッチをかけたのち痛みが数日残ることがあります。

それは筋肉にストレッチをかけただけで終わっている場合が多いです。

ですので、ストレッチをかけた後はその筋肉を優しくほぐすことで筋肉の損傷を早く治す効果が期待できます。

 

お風呂でゆっくり温める

筋肉の繊維の中にセンサーがあります。

センサー自体も血液によって栄養を受けています。

血液の流れは体を温めることで良くなります。

センサーがエラーを起こさないようにするためにも、体を温めて血液の流れをよくすることがポイントとなります。

 

・足がつらないようにする予防法 

ミネラルを摂取することがポイントとなります。

ミネラルは五大栄養素の一つです。特に人間を構成する要素をして重要な存在です。

 

予防法として、

バランスの良い食事を心がけること。

筋肉のストレッチを定期的に行うこと。

が、足をつらないようにする方法となります。

・最後に 

今回は動いていて足がつってしまう方の原因と対処法についてまとめさせていただきました。

また定期的に足がつったりする方はお伝えした方法をおこなってみてはいかがでしょうか?

また、当院におきましても身体のメンテナンスを行っております。

身体がアンバランスになっていると足がつってしまう要因の一つになりかねません。

ご自身の姿勢が気になる際はお気軽にご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【監修:鍼灸師柔道整復師  北 善之】